●265 月夜 つきよ 〇ああさやけきつきやこころにかかる

 表題:月夜
 読み:つきよ

 収録:(A)球溪歌集「四季」 犬童信蔵著 音樂教育書出版協會 1936(S.11).11 ◎[A3-1],Copy=[Ka1]

 記譜:二部合唱(伴奏付き) ニ長調 4/4

 インチピット:ソソソソソ|ソラソソ|レドシラソファ|ミ

 曲:ゲイベル,アダム(Geibel, Adam)(1855-1933)[アメリカ]
 詞:犬童球渓 ※1915(T.4)作詞

 ※「良夜」(466)と同曲、2番歌詞に類似


[詞] ※「四季」より

1.嗚呼さやけき月や心にかゝる 雲霧はれて眺めはてもなし
  いづこぞきけ聞(きこ)ゆる笛の音(ね) 月に運ぶ調べか星によする思ひか
  雲居(くもゐ)遥(はるか)に高くひゞく あゝ良き夜(よる)
  草葉の虫の音(ね)あはれにひゞきて 更けゆく夜(よ)すがら門邊にたゝずむ
  いづこぞきけ聞(きこ)ゆる笛の音 月に運ぶ調べか星に寄する思ひか
  雲居(くもゐ)遥に高くひゞく ああああ清き調べや

 ※1.となっているが2はない(誤植か?)


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